概要
科学技術映像祭は、科学技術を正確にわかりやすく伝える優れた映像を選奨し、科学技術への関心を喚起し、その普及と向上をはかるとともに、社会一般の科学技術教養の向上に資することを目的とするものです。科学技術週間の制定と軌を一にして昭和35年(1960年)から始められ、日本で最も権威のある科学技術の映像祭との評価を受けており、毎年数多くの作品の応募を得ております。
事業
科学技術映像祭は、コンクールを主とした「科学技術振興事業」と入選作品の上映を主とした「科学技術普及事業」の両面を合わせもっています。
科学技術振興事業
科学技術映像(映画、ビデオ、テレビ番組等)の作品を募り、審査試写を行い入選作品10作品(内閣総理大臣賞(1作品)、文部科学大臣賞(3作品)、部門優秀賞(6作品))を選定します。さらに、科学技術映像に関する新たな取り組みや、科学技術映像の活用による社会への貢献が顕著な作品には特別奨励賞を贈ります。また、主催団体より、つくば科学万博記念財団理事長賞(1作品)、新技術振興渡辺記念会理事長賞(1作品)、科学技術館館長賞(1作品)を贈ります。受賞者(製作者・企画者)の表彰は科学技術週間行事として行っています。
科学技術普及事業
国民の利用の便を図るため、国内科学技術映像の普及広報を行うとともに、日本各地での入賞作品発表会にて科学技術の普及啓発を行っております。