用意するもの
- 透明でないフィルムケース、または、光が入らない筒 2個
- パラフィン紙・トレーシングペーパー・薬包紙などの半透明な紙
- 金属を貼る前のCDディスク(スピンドルパックでCDディスクの保護用に使われているもの)
- カッターナイフ
- セロテープ
- はさみ(あれば金属用のはさみ)
つくりかた
- カッターナイフで1個のフィルムケースの底にスリットをあけます。スリットのサイズは、横幅が約1cmほど、縦幅は細ければ細いほど望ましいです。(写真)
- CDディスクを、スリットよりも少し大きめのサイズに、はさみで切ります。そして、そのCDディスク片を1のフィルムケースに、穴がかくれるようセロテープで貼り付けます。このとき、CDの溝とスリットが平行になるようにしてください。(写真)
- カッターナイフでもう1個のフィルムケースの底に、小指が入る程度の大きさの穴をあけます。(写真)
- 3のフィルムケースの穴をあけた底の反対側に半透明な紙をセロテープで貼り付けます。(写真)
- 2と4のフィルムケースをセロテープで貼り付ければ、分光器の完成です。(写真)
カッターやはさみで、手を切らないようにしてね!
観察のしかたとコツ
- 蛍光灯のような平面的な物ではなく、強い光の点を光源にします。(これは点光源とよばれるもので、お店のショーウインドウを照らす電気や、車のヘッドライトのような強い光です。)
- 分光器を光源から約20〜30度下げた角度で観察するのがポイントです。
- 観察中は分光器の先端を上下に軽く動かすと、色がはっきりと見えます。
強い光でも、太陽を見るのはゼッタイだめ! 目を悪くするからねッ! |
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