国際科学技術ジャーナリスト会議(東京2001)の報告書・会議概要・リンクについて、閲覧したいものをクリックしてください。
reportoutlineLinkErrata
 
挨拶
 日ごろから科学技術の基礎的研究等を推進するとともに科学技術の理解増進に取り組む「科学技術振興事業団」と、科学技術ジャーナリストの在り方を問い資質の向上に努める「日本科学技術ジャーナリスト会議」が共催し、10月24日から26日まで、東京・青海の日本科学未来館で「国際科学技術ジャーナリスト会議」を開催いたしました。
 科学技術が進歩するなかで、環境の破壊が心配され、人口の増加が進む地球。21世紀の社会・環境はどうなっているだろうか。食料・エネルギーは足りるのだろうか、途上国の開発と貧困問題は解決されるのだろうか。医療の進歩や情報化社会の行く手にも未知の世界が広がっています。そのような中で新世紀、科学技術創造立国を目指す我が国が、これらの問題を解決し、豊かで安全、安心な社会を構築していくためには、質の高い科学技術系人材を数多く輩出するとともに、市民の科学技術に対する関心の喚起と理解を増進することが重要となってまいります。
 その際、科学技術と市民の間をつなぐ科学技術ジャーナリストの役割はますます高まっていきます。より良い社会を創造するためには、科学技術ジャーナリストが良質の報道を行い、一般市民が科学技術に対する知識を増やし理解を深める、科学技術と社会とのチャンネルを構築しなければなりません。そこで、新しい世紀における科学技術と社会のコミュニケーションのあるべき姿を探ろうと、「新しい世紀の科学技術とコミュニケーション」を統一テーマに国際会議を開いたものです。
 今回の会議には日本のほか、米国、英国、ドイツ、韓国、インド、カナダ、スイス、コロンビア、ハンガリーから15人の参加者を得、一般参加者を含め10カ国約350人が参加して熱のこもった討論を展開することができました。ここに、その成果をまとめ御報告申し上げます。この国際会議には事務方となった財団法人日本科学技術振興財団をはじめ、後援団体など、多くの方々の御支援をいただき、盛会裏に終了し得ましたことを有難く御礼申し上げます。
 会議では科学ジャーナリスト世界連合(WFSJ)の設立に向けて動き出すことも提案されました。また、2002年の秋にはブラジルで、第3回国際科学ジャーナリスト会議が予定されています。今回の会議はこれら国際的な科学技術ジャーナリストの連携にも多大な影響を与えましたことをご報告し、御挨拶といたします。
   2001年12月 主催者代表
日本科学技術ジャーナリスト会議会長 牧野 賢治
科学技術振興事業団理事長 沖村 憲樹
 
JASTJ JST