機械製品に隠された最先端技術を体験しよう/株式会社日立製作所 機械研究所

分野:機械工学

機械研究所は、日立グループの機械系技術開発の中核研究所として、I T社会への貢献、快適生活の創造、社会インフラの革新を目指して、情報機器、家庭電化機器、自動車機器、高速鉄道車両など、広範な分野の機器・システムの開発に取り組んでいます。また、21世紀の夢を実現するために、ナノメートルオーダーの超精密加工・制御技術、デスクトップの化学プラントを実現するMEMS技術、最先端の流体・振動音響シミュレーション技術など、新技術の開発にチャレンジしています。
今回のキャンプでは、私たちの生活を便利で快適なものにする各種製品を支えている様々な基盤技術やそのメカニズムなどを、実際の研究開発現場において、自分の目で観て、実際に触れることで、理解を深めて頂きます。
身近な製品に隠された最先端の技術を実感して下さい。

会期

2007年3月21日(水・祝)17:00~3月23日(金)15:00 2泊3日

募集人数

10名

会場

株式会社日立製作所 機械研究所
茨城県ひたちなか市堀口832番地2
(JR「東京駅」より約1時間40分。JR常磐線「勝田駅」下車徒歩約6分)
URL:http://www.hqrd.hitachi.co.jp/merl/
宿泊場所:ホテル クリスタルパレス(予定)

キャンプの実習内容(予定)

(1)ATM(現金自動取引装置)のメカニズム
ATMの構成を学ぶとともに、紙幣を一枚ずつ送り出すメカニズム等、実験を通じて理解してもらいます。
(2)自動車の安全性・利便性を高める仕組み
ドライビングシミュレータを利用して模擬運転を体験し、安全装置などの自動車に使われている機器及び制御技術の役割・効果を理解してもらいます。
(3)流体・騒音の高度計測技術
アコースティックカメラによる音の可視化と、高速風洞を用いて鉄道車両やパンタグラフ等から発生する騒音と風速の関係等について理解してもらいます。
(4)エアコン用ヒートポンプ組立・実験
ヒートポンプの高い省エネ性は、様々な分野から注目されています。実習では、エアコン用ヒートポンプの組立、実験により、低温の空気から熱を取り出す原理と技術を学びます。

スケジュール

〈第1日目〉3月21日(水)
17:00 17:30 宿舎で集合受付
19:00 21:00 参加者&引率者ミーティング
〈第2日目〉3月22日(木)
9:30 10:00 開講式/機械研究所の紹介
10:00 12:00 「ATMのメカニズム」
12:00 13:00 昼食
13:00 14:00 研究所施設の見学
14:00 16:30 「自動車の安全性・利便性を高める仕組み」
17:00 19:00 講師等との懇親会
〈第3日目〉3月23日(金)
9:00 12:00 「流体・騒音の高度計測技術」
12:00 12:50 昼食
12:50 14:40 「エアコン用ヒートポンプ組立・実験」
14:40 15:00 閉講式

プログラム関連Webサイトの紹介

株式会社日立製作所 機械研究所
http://www.hqrd.hitachi.co.jp/merl/greeting.cfm

プログラム関連図書の紹介

参考図書:

「音のなんでも小辞典」
著者:日本音響学会 出版社:講談社(796円)

交通案内

  • JR「東京駅」より約1時間40分。JR常磐線「勝田駅」下車徒歩約6分
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