サマー・サイエンスキャンプ2006

北海道の大地で地球上の営みを体感しよう 独立行政法人 産業技術総合研究所 北海道センター・地質調査総合センター

私たちは地球の上に暮らしています。このことを相互作用も含めてより良く理解することは、現在そして将来の社会で安全に安心して過ごすために大切でしょう。産業技術総合研究所では、生活に役立つ様々な分野の研究をしています。北海道センターでは、バイオやエネルギーに関する先端研究を、地質調査総合センターでは地球の調査・研究を行っています。今回のキャンプでは、生物遺伝子、メタンハイドレートなどの先端研究に触れると共に、これらが生物と地球の歴史的相互作用の反映であるという切り口で紹介します。その後、2000年に噴火した有珠火山周辺で、時として暴力的でもある大地のエネルギーを現場で調査・体験し、復興と防災への取り組みも見学します。このキャンプが、人間生活に欠かせない「エネルギー」について「生物」と「地球」の営みから見直すきっかけになれば、と考えています。

会期

2006年7月26日(水)午後0時45分〜7月28日(金)午後2時 2泊3日

会場

独立行政法人 産業技術総合研究所 
北海道センター・地質調査総合センター
北海道札幌市豊平区月寒東2条17-2-1
(新千歳空港から約1時間30分 「札幌駅」から約40分)
http://unit.aist.go.jp/hokkaido/
北海道(産学官連携)センター
http://www.gsj.jp/Hokkaido/hbhome.htm
同(地質連絡室)
http://www.gsj.jp/HomePageJP.html
地質調査総合センター
宿泊場所:休暇村支笏湖(予定)

募集人数

10名

キャンプの実習内容(予定)

(1)北海道センターで行っている最先端の研究内容(バイオテクノロジー、メタンガスハイドレートなど)について実物や模型などに触れながら理解を深めます。
(2)有珠火山や支笏湖周辺で、大地のエネルギーを体験します。
(3)野外での地質調査方法を実習します。
(4)火山観測、防災、啓蒙のための施設を見学します。

スケジュール

第1日目(7月26日(水))
12:45     新千歳空港1階日本航空(JAL)A到着口ロビー集合
13:00 13:50 産業技術総合研究所北海道センターへ移動
14:00 14:15 北海道センターにて開講式/概要説明
14:20 16:20 北海道センター見学(バイオテクノロジー、メタンガスハイドレートなど)
16:30 17:30 支笏湖畔に移動
第2日目(7月27日(木))
8:30 9:45 昭和新山山麓に移動
9:45 11:50 三松正夫記念館と昭和新山の見学
12:10 13:10 昼食
13:30 16:15 有珠火山2000年噴火口周辺で野外調査方法の体験実習
16:15 17:30 支笏湖畔に移動
第3日目(7月28日(金))
8:30 11:30 支笏湖周辺の自然観察とヴィジターセンターの見学
11:30 12:30 千歳へ移動
12:30 13:30 昼食、閉講式(千歳)
14:00   新千歳空港で解散

URL:http://www.gsj.jp/Hokkaido/hbhome.htm
※産総研北海道産学官連携センター(地質連絡室)にこれまでのキャンプの様子があります。

交通案内

  • JR「新千歳空港駅」より千歳線約30分「新札幌駅」下車
  • タクシー約15分